北海道には地域ごとに異なる魅力があります。札幌市は、都会ならではの利便性や札幌市時計台やさっぽろテレビ塔などの人気スポットがあり、四季を感じて美しい風景も楽しめます。函館市は、函館山や五稜郭などの観光スポットがあり、過ごしやすく、海産物にも恵まれている人気の都市です。他にも運河やレンガ造りの倉庫で知られている小樽市、ラベンダー畑が美しい富良野市などがあります。北海道内で薬学部を設置している大学は、北海道大学、北海道医療大学、北海道科学大学の3つです。
日本医師会の『地域医療情報システム JMAP』によると、平成30年11月現在、北海道内には一般診療所が2,730軒、病院が555軒、歯科が2,884軒、薬局が2,265軒、訪問薬局が723軒あります。人口10万人あたりの施設数については、一般診療所数、歯科数、薬局数が全国平均を下回っていますが、病院数と訪問薬局数は全国平均を上回っています。また、人口10万人あたりの病床数は、一般診療所・病院共に全国平均を大幅に上回り充実しています。
厚生労働省が発表した『平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況』によると、平成30年12月31日現在、北海道全体の薬剤師数は11,582人(全国311,289人)、札幌市で5,485人、旭川市で879人、函館市で700人です。調剤薬局や医療施設で勤務している薬剤師数は9,742人(全国240,371人)です。また、人口10万人に対する薬剤師数は、219.1人(全国平均246.2人)です。
北海道は、慢性期・急性期医療ともに充実しており、病床数も多いです。医師数は全国平均と同レベル、看護師数は多いですが、薬剤師数は十分ではない状況です。薬局の数は全国平均を下回りますが、大型の店舗が多く、多彩な処方箋を扱えるのが魅力です。札幌市以外の地域では特に薬剤師のニーズが高くなっています。少しでも興味がある方は、是非北海道の求人もチェックしてみてください!