薬剤師の職務経歴書の書き方(例文事例あり)

序文

中途採用では履歴書と職務経歴書、2種類の書類提出を求められることが一般的です。しかし初めて転職活動にチャレンジしている方の中には「職務経歴書ってなに?」と思われる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?

就職活動において最初の選考は書類であるため、書類は選考の結果を大きく左右する要素であるといえます。履歴書、職務経歴書それぞれの役割や目的を理解して、採用担当者にアピールできる書類を作成しましょう!

このページでは職務経歴書の書き方やポイントなどを解説していきます。

職務履歴書とは

まず、履歴書と職務経歴書の違いについて理解しておきましょう。

履歴書には氏名や連絡先、学歴など、基本的なプロフィールを記載します。一方、職務経歴書はこれまでの職業経験や入社後に活かせる知識やスキルについて詳しく記載するものです。

これを踏まえ、職務経歴書に求められる内容は “転職者の方がこれまでにどのような仕事を経験し、その中でどのような知識やスキルを身に着けてきたのか、そしてその実力を新しい職場でどのように活かしていけるのか”に関する詳細な情報です。

職務経歴書の目的と役割

① 採用担当者の方は職務経歴書の内容をもとに、求職者の仕事内容やスキルの詳細を確認し、書類選考の合否を決定していきます。

② 面接の際の資料として用いることも多くあります。

また、内容に自己PRや志望動機を含むことから、転職者のみなさんにとっては自分自身をアピールできる絶好の場ともいえるでしょう。記載内容や目的を理解した上で、的確に記載することがとても重要です。

記載する基本事項

① 職務要約

職務要約とは“つかみ“の役割があります。ご自身のアピールポイントの要点をちりばめ、「この職務経歴書を読んでみたいな」と思ってもらえるように工夫しましょう。より簡潔に、目安は3~4行程度です。

② 職務経歴

職務経歴は自分自身の経験や実績をアピールする大切な項目です。見やすくするため、表を用いて時系列で書くのが一般的です。「在籍期間」「会社名、部署名」「業務内容」「人員体制と役割」などを記載します。その中で、実際の業務内容や処方箋枚数、科目、組織の中で果たした役割などを詳しくアピールしていきましょう。また店舗異動をした経験のある方は、店舗ごとの経験も細かく記載することができます。

③ 活かせる知識・経験・技術

この項目は、転職しても(職場が変わっても)あなたの能力を活かすことができることを採用担当者の方にアピールすることができます。ご自身の持っている経験や知識、スキルなどを簡潔に記載しましょう。箇条書きにすると見やすいです。

④ 資格

薬剤師関連の資格に限らず、今までに取得した資格や免許を記載します。

⑤ 自己PR

自分の経験や知識、スキルなどを元に、200~300字程度でご自身のアピールポイントを記載しましょう。会社の求めている人物像を把握して書くことが重要です。またオリジナリティを出すためにご自身の性格や個性を絡めて書くと、より印象に残りやすいでしょう。

⑥ 志望動機

なぜその会社を志望するのか理由を記載しましょう。他社にはない会社の特徴を分析して記載することで、会社への本気度が伝わります。目安は200~300字程度です。書かなくても良い項目ですが、書くことでより熱意が伝わるので、できるだけ書くようにしましょう。

職務経歴書作成のポイント

職務経歴書では、“今までのキャリアで培ってきたスキルを応募する企業でどのように活かすことができるのか”をアピールしていくことが大切です。薬剤師の場合、特に以下のポイントを参考にしてみると良いでしょう。

ポイント① 「経験をより詳しく書く」

職務経験を書くとき、「調剤、監査、服薬指導」と書くと淡々とした印象を与えてしまいやすいですよね。でもその中身はひとり一人大きく異なるはずです。中途の場合、ご自身の薬剤師としての専門性の高さをいかにアピールするかが重要となるので、より具体的に記載することを心がけましょう。処方箋枚数や科目など、より具体的な情報を記載することで、採用担当者はあなたがどのような薬剤師であるかをイメージしやすくなり、採用に繋がる可能性が高くなります。

ポイント②「コミュニケーションスキルをアピール!」

薬剤師という仕事は今後ますます対人業務が求められる職業です。また狭いコミュニティの中で薬剤師同士や事務職の方とコミュニケーションをとることや、医師をはじめとする多職種との連携も必須です。そのため仕事の業務的な部分だけでなく、コミュニケーションスキルもしっかりアピールしていくことが重要なポイントです。服薬指導や、対薬剤師、医師、看護師等のやり取りなどの中で心掛けていたこと、エピソードなどを自己PRなどに盛り込むと良いでしょう。

ポイント③「組織の中での役割を書く」

薬局やドラッグストアなどでは、会社や個人の能力によって差はあるものの他業界と比べて比較的早い段階からマネジメント業務を担うケースが多くあります。個人としての専門性が必要なのはもちろんのこと、薬局長やエリアマネージャー等の経験があると、転職先でより大きな仕事を任せてもらえるケースが多くあります。そのため、あなたがどのような組織で働き、その中でどのような役割を果たしていたのかをしっかりアピールすることが大切です。職務経歴の「人員体制と役割」の項目に盛り込むと自然にアピールすることができます。

実際の職務経歴書の例

実際の職務経歴書はどのようなものなのか、ご紹介します。

まとめ

薬剤師の職務経歴書の書き方について、ご覧になってみていかがでしたか?

薬剤師と一言で言っても、その職場や店舗、役職などによって身につくスキルや知識の幅はとても広いものです。職務経歴書は、採用担当者の方が、まだお会いしていない転職者のことを知るための大きな材料であり、キャリア採用ではとても重要な書類となります。次の職場でより質の高い仕事ができるよう、その準備としてご自身の薬剤師として誇れる専門性を、ぜひ職務経歴書でアピールしましょう!

「職務経歴書を書いてみたけれどうまく書けているかわからない」「キャリアをアピールできているか心配」という方は、ぜひ専門のコンサルタントの力を頼ってみましょう。

ヤクマッチでは薬剤師の資格を保有しているコンサルタントが多く在籍しているので、あなたに寄り添った職務経歴書の書き方についてもアドバイスができます。よかったら一度相談をしてみてください!

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