タイプ別コミュニケーション
様々なタイプの患者さんに対して、性格別にどのような対応をすべきか考えましょう。性格を4つに分類して特徴をご紹介します。
目次
観察力と臨機応変な対応
患者さんには、様々なタイプの方がおり、一人ひとり求めていることが異なっています。せっかちな患者さん、おおらかな患者さん、待たされてイライラしている患者さん…個々の性格だけでなく、病気の重さや状況などによっても変わってくると思います。患者さんたち一人ひとりとしっかり向き合い、どのような対応を取るのが良いのかを瞬時に判断する必要があります。
まずは、相手がどのような性格なのかを見極め、臨機応変な対応を心掛けましょう。例えば以下のようなタイプがあります。
- 1. 穏やか、話を聞いてくれる、協力的
- よく考えてから話す少しゆっくりとしたペースが特徴です。突っ込んだ話も好むタイプです。逆に早すぎるペースで説明されたり、せかすような行為を嫌う傾向にある為、患者さんのペースに合わせて接するように心掛けましょう。
- 2. 几帳面、観察力がある、論理的
- 根拠に基づいて説明してもらうのを好むタイプです。逆に情報不足や内容の乏しい説明を嫌う傾向にあり、そのような説明では信頼が一気に低下するので注意しなければなりません。
- 3. 攻撃的、はっきり主張、寛容さがない
- 思ったことを率直に言うタイプです。曖昧なことやプライベートに関する話、待たされることにいら立ちを感じる傾向にあります。結論から話すなどわかりやすく、迅速な対応を心掛ける必要があります。
- 4. 社交的、話好き、気が散りやすい
- 自分から話してくれたり、プライベートに関する話も好みます。話好きであることから、話がとまらなくなってしまったり、つまらないと感じると気持ちが冷めてしまう傾向にあります。
上記はおおまかな分類であるため、実際にはもっと患者さん一人ひとりによって異なります。患者さんとしっかり目線を合わせて、観察、分析をするようにする癖をつけると良いでしょう。
キャリアアドバイザー 秋葉
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