大田区（東京都） / 正社員の薬剤師転職・求人情報の一覧

大田区は23区の中で1番面積が広く、東京の南東部に位置しています。大田区には南北に渡って京浜東北線が走っており、その西側に田園調布など高級住宅地、東側に蒲田や大森などの下町エリアが広がっています。大田区の東側は東京湾に面していますが、付近は海を埋め立てて造られた臨海都市で、羽田空港や京浜東北地帯があり、大田区の中心地域の1つとなっています。大田区は広いだけあって、エリアによって様々な顔がありますが、全体的には住宅街が多くを占めその人口は70万人に上ります。今後は人口の減少も予想されていますが、住宅地として人気の高い大田区は、医療や薬剤師の需要は高くなっていくと考えられます。

厚労省がまとめた「医師・歯科医師・薬剤師調査」によると、大田区の薬剤師数は1,681人で、そのうち薬局・医療施設の従事者は1,485人となっています。大田区の人口10万当たりの薬剤師数は232.8人で、平均値である358.3人を下回っています。また、日本医師会が発表している地域医療情報システムのデータによると、大田区の人口10万人当たりの薬局数は51.18軒、訪問薬局数は16.32軒で、それぞれ平均値の45.57軒、12.69軒を上回っています。病院病床数は平均よりも少なめですが、一般診療所の数は多めで、様々な診療科目を扱うクリニックが大田区には充実していることが分かります。

大田区は人口に対して薬剤師数が少なめですが、薬局の数は平均よりも多めのため、区内では全体的に薬剤師不足の傾向にあると言えます。区の面積が広く、エリアによっても土地柄が大きく異なるため、幅広い店舗形態の中から自分に合った薬局を選ぶことが可能です。病院に関しても、大田区は療養から救急まで幅広くあり、医療体制が充実しているため、扱っている科目で自分の経験や希望に合った薬局を探してみるのも良いでしょう。また、子育て支援にも力を入れており、子ども医療費助成制度の設置や子育てハンドブックの配布などを行っているため、将来を見据えて長く働きたい人にも大田区はオススメです。