秩父市（埼玉県）の薬剤師転職・求人情報の一覧

秩父市は埼玉県北西部に位置し、人口6万1,000人以上、総面積はおよそ578㎢の地域です。埼玉県内で1番面積が大きい市町村で、県の面積の約15％を占めています。市内の大部分が森林で自然が多く、東京から遠すぎないエリアで田舎暮らしをしたい方にもお勧めです。秩父市には一度は行きたい観光スポットが多く、関東屈指のパワースポットである『三峯神社』や、芝桜が美しい『羊山公園』、幻想的な『三大氷柱』などが特に人気です。条件が揃えば、美しく神々しいほどの絶景である『雲海』も見ることができます。

『地域医療情報システム』によると、2018年11月現在、秩父市には一般診療所が50軒、病院が6軒、薬局が34軒、訪問薬局が4軒あります。一般診療所病床は35床、病院病床は572床あります。人口10万人当たりの病床数を見ると、どちらも全国平均以下ですが、特に病院病床数が足りていない状況です。また、『日医総研ワーキングペーパー　地域の医療提供体制の現状 - 都道府県別・二次医療圏別データ集 - (2018 年度版)』によると、秩父市を含む秩父医療圏では、急性期の入院医療の充実度がかなり低く、慢性期は全国平均レベルとなっています。そして、病院医師数・総看護師数・総療法士数が十分ではない状況です。

『平成29年 埼玉県保健統計年報 統計資料(第2章 医療統計)』によると、埼玉県全体の薬剤師数は15,100人、秩父市では92人です。秩父市で働いている薬剤師の数は、県全体の約0.6％を占めていることになります。人口10万人当たりの薬剤師数は県全体で207.2人、秩父市では146.5人と少ないです。秩父市内で働く薬剤師を業種別で見ると、薬局の従事者は63人(約68％)、医療施設の従事者は21人(約23％)、医薬品関連企業の従事者は1人(約1％)です。薬局や医療施設で働いている薬剤師の合計は84人で、秩父市内で働く薬剤師の約91％を占めています。

秩父市では薬剤師だけでなく、医師や看護師なども含めて医療従事者が十分ではない状況です。埼玉県内で自然に囲まれて働きたいという方は、是非秩父市もご検討ください！