岡山県 / 正社員の薬剤師転職・求人情報の一覧

岡山県は桃太郎伝承の地として知られていますが、他にも自然豊かな岡山ならではの観光スポットが沢山あります。特に、絶景に癒される岡山後楽園や、紅葉の時期が美しい奥津渓、雲海に浮かぶ幻想的な姿が魅力の備中松山城は一度は訪れたい名所と言えます。また、晴れの日が多く、地震や台風の被害がとても少ないので生活するのに安心です。温暖な気候や良質の水により、マスカットや白桃、黄ニラなどの生産量は日本一、美味しいご当地グルメも豊富です。

日本医師会の『地域医療情報システム　JMAP』によると、平成30年11月現在、岡山県内には一般診療所が1,348軒、病院が163軒、歯科が990軒、薬局が798軒、訪問薬局が283軒、在宅療養支援診療所は308軒、在宅療養支援病院は38軒あります。人口10万人あたりの施設数については、歯科と薬局が全国平均をに届いていませんが、一般診療所や病院、訪問薬局は全国平均をやや上回っています。人口10万人あたりの病床数も一般診療所・病院共に全国平均を上回っています。

厚生労働省が調査・発表した『平成30年（2018年）医師・歯科医師・薬剤師統計の概況』によると、平成30年12月31日現在、岡山県全体の薬剤師数は4,167人(全国311,289人)、岡山市で2,140人です。調剤薬局や医療施設で勤務している薬剤師数は3,460人(全国240,371人)、岡山市で1,644人です。また、人口10万人に対する薬剤師数は、県全体で219.5人(全国平均246.2人)、岡山市で296.8人です。

岡山県は、人口に対する一般診療所や病院、訪問薬局の数が充実しており、急性期・慢性期医療の充実度も全国平均レベルです。医師や看護師の数もしっかり確保できていますが、人口に対する薬剤師の数は、県全体で不足しています。県庁所在地である岡山市では、薬学部を設置している岡山大学と就実大学があることも影響して、県全体の薬剤師数の半分以上が集中しており、他の地域との格差が生じています。薬剤師の需要が高い岡山県では、在宅に注力している薬局が多いので、チャレンジしてみたい方や経験を活かしたい方は是非チェックしてみてください！