香川県 / 正社員の薬剤師転職・求人情報の一覧

香川県の薬剤師の平均年収は、547.6万円です。厚生労働省の賃金構造基本統計調査（令和元年）によれば、薬剤師の平均年収は561.6万円であり、香川県は全国平均を下まわっています。香川県は、四国地方のなかで、徳島県・愛媛県に次いで年収が低いエリアとなっています。香川県の薬剤師の年収が低い主な理由は、病院薬剤師が多いためです。令和元年の厚生統計要覧によると、香川県は、全国13位の病院数でしたが、薬局数は全国36位でした。薬剤師の年収は、病院に比べ、薬局のほうが高くなりますが、香川県はそもそも薬局数が少ない状況です。ただし、香川県の薬剤師は、平均賞与額が92.1万円を誇っており、職場によっては、高収入も期待することができます。香川県で高年収を目指したい薬剤師の方は、基本給はもちろん、賞与の支給額や条件を十分にチェックして就職先を決めましょう。

香川県は、薬剤師の超過労働時間が長いエリアです。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査（令和元年）」によれば、全国の薬剤師の超過労働時間は平11時間/月であったのに対し、香川県では平均20時間/月でした。そのため、香川県の薬剤師の求人では、残業時間などをチェックしながら、無理せず働ける職場かどうか見極めることも必要です。また、香川県は、薬剤師の平均年齢が高いのも特徴です。どのエリアに勤務しても、中堅・ベテラン層の職員と一緒に働きながら、薬剤師として、幅広いスキルを学べることも魅力のひとつです。なお、香川県は、全国のなかでも人口あたりの薬剤師の人数が多いため、マンパワーの充実した環境下で、気持ちに余裕を持ちながら働きやすいでしょう。

香川県には、低年収であったり、残業があったりする職場も少なくありません。薬剤師として、これまでのキャリアに見合った条件で働くためにも、求人先の雇用条件を十分に確認した上で、転職を判断することが重要です。しかしながら、そうは言っても、雇用条件について、採用担当者に確認しづらいこともあるでしょう。そのような場合には、転職エージェントを活用するのもおすすめです。プロを通じて、正確な情報を収集することができれば、条件のミスマッチによる転職失敗のリスクも回避できるでしょう。