新潟県の薬剤師転職・求人情報の一覧

新潟県は南北に長く伸びており、全国で5番目に大きい県になります。昔から農業が盛んで、お米や茶豆、イチゴや洋ナシなどの栽培に力を入れています。四季折々のイベントも充実しており、春は日本三大夜桜とされている高田城百万人観桜会、夏は日本三大花火の1つである長岡大花火大会、冬は津南や十日町で雪まつりが開催されるなど、1年を通して観光客で賑わっています。

厚生労働省が発表した「平成30年（2018年）医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、新潟県の薬剤師数は4,476人で、そのうち薬局・医療施設に従事しているのは3,756人です。新潟県の人口10万人当たりの薬剤師数は199.3人で、全国平均が246.2人のため、新潟県では全体的に薬剤師が不足気味です。また、日本医師会が発表している地域医療情報システムのデータによると、人口10万人当たりの薬局数は全国平均が45.57軒なのに対し、新潟県は48.52軒でした。薬局数が多めなのに対し薬剤師数が少なめなので、薬剤師を確保するため新潟には薬局薬剤師求人が多数あります。県内で薬学部が設置されている大学は新潟薬科大学の1校のみで、卒業生の多くは保険薬局やドラッグストアに就職しています。

新潟県は地方に住む高齢者も多いため在宅にも力を入れており、人口10万人に対する訪問薬局数は15.02軒で、全国平均の12.69軒を上回っています。また、地域住民の健康増進やセルフメディケーションの推進を支援するため、処方箋がなくても気軽に健康相談に立ち寄れる「にいがた健康支援薬局」を積極的に展開しています。そのような薬局では、薬を安心・安全に、無駄なく患者さんに服用して頂けるよう、「おくすりバッグ」の配布も行っています。自宅に余っていたり家族が飲み忘れたりした薬をそのバッグに入れ来局時に持参することで、薬剤師は患者さんの服薬状況を把握するとともに、飲み合わせの提案などができます。地域に密着し、薬剤師として幅広く住民の健康に貢献したい方にはオススメの環境です。