静岡県 / パートタイムの薬剤師転職・求人情報の一覧

静岡県といえばやはり富士山が有名で、四季折々の美しい景観を楽しむために一年を通して多くの登山客や観光客が訪れます。また、静岡県は全国の茶園面積の4割を占めるほど茶葉の栽培が盛んで、その出荷額も全国のおよそ6割にまで上ります。静岡の温暖な気候や地勢などが茶葉の栽培には最適で、昔から日本一の茶どころとして知られてきました。グルメでは、富士宮焼きそばや静岡おでん、浜松餃子などの庶民的で親しみやすいものから、浜松の鰻など高級感のあるものまで幅広いのが特徴です。

厚生労働省が発表した「平成30年（2018年）医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、静岡県の薬剤師数は8,320人で、そのうち薬局・医療施設に従事しているのは6,504人です。静岡県の人口10万人当たりの薬剤師数は227.4人で、全国平均の246.2人を大幅に下回っています。日本医師会が発表している地域医療情報システムのデータによると、人口10万人当たりの薬局数は48.29軒で、全国平均の45.57軒を上回っています。静岡県では薬局数が多いのに対し、薬剤師数は平均以下のため、全体的に薬剤師不足であることが伺えます。静岡県内で薬学部の設置されている大学は100年以上の歴史と伝統を誇る静岡県立大学の1校のみで、卒業生の多くは薬剤師として薬局や病院に就職しますが、公務員薬剤師として活躍したり、製薬企業での研究・開発職に就いたりもしています。

静岡県の薬剤師求人の特徴として、高年収であることが挙げられます。所定内給与額の他、賞与も全国平均のおよそ2倍ほど高いため、給与重視の方には静岡での勤務は大変オススメです。県庁所在地である静岡市や県内で最も人口の多い浜松市は人気のエリアとなりますが、地方に行けば行くほど高年収の求人は多くなる傾向にあります。特に伊豆エリアでは地域全体の高齢化が顕著で、2019年の統計では県内の高齢化率の上位10市町のうち9市町が伊豆地域という結果になりました。これは、就職や進学をきっかけに若者が転出することが大きな要因とされています。このような地域では在宅医療の需要も高いため、薬剤師としてやりがいを感じながら在宅医療に携わりたい方は、ぜひ求人を探してみてください。