京都府 / 正社員の薬剤師転職・求人情報の一覧

京都府の薬剤師の平均年収は、527.3万円です。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によれば、令和元年の薬剤師の平均年収は561.6万円であり、京都府は全国平均を下まわっています。京都府は、関西地方のなかで、奈良県・兵庫県に次いで年収が低いエリアでもあります。京都府の薬剤師の平均年収が低い主な理由は、薬学部の数が多く、薬剤師のマンパワーを確保しやすいからです。病院や薬局すれば、地元大学の卒業生を中心にマンパワーを増やせるため、薬剤師の基本給や各種手当が低くなっています。ただし、薬剤師の基本給や各種手当の金額は、職場によって大きく変わってきます。そのため、京都府で高年収を目指したい薬剤師の方は、複数の求人情報を比較しながら、より良い条件の求人を選びましょう。

京都府は、超過労働時間が短く、薬剤師にとってワークライフバランスを考えながら働きやすいエリアです。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査（令和元年）」によれば、全国の薬剤師の超過労働時間は平均11時間/月であったのに対し、京都府では平均10時間/月でした。京都府は、薬剤師の平均年齢が44.1歳であり、中堅からベテラン層の薬剤師が多いのも特徴です。そのため、どのエリアに勤務しても、キャリアのある職員と一緒に働きながら、薬剤師として、自己研鑽していけるでしょう。また、京都府は、全国のなかでも人口の高齢化率が低い地域でもあります。地方都市であると、薬剤師も高齢医療に専従しがちですが、京都府であれば、幅広い世代の医療に携われるでしょう。

京都府には、残業が少ない求人がそろっていますが、なかには低年収の職場も。薬剤師として、これまでのキャリアに見合った収入を得るためには、雇用条件をしっかりとチェックしながら、転職先を決めることが重要です。ただし、そうは言っても、給与や残業などの雇用条件について、採用担当者に確認しづらいということもあるかもしれません。そのような場合には、転職エージェントを活用するのもひとつです。自分では聞きづらい疑問点も、プロを通じて相談すれば、正確に情報収集できるでしょう。