石川県 / 正社員の薬剤師転職・求人情報の一覧

石川県の魅力は、全国トップクラスの暮らしやすさにあり、「住みよさランキング」では毎年県内の複数の市が上位にランクインし、「幸福度ランキング」でも全国第3位を誇っています。また、全国的にも子育て支援の進んでいる自治体であるため待機児童はゼロ、女性就業率は全国2位となっています。食文化も多様で、カニやお寿司などの海の幸から治部煮などの郷土料理まで豊富にあり、2015年に北陸新幹線が開通したことから、毎年多くの観光客が石川県を訪れています。

厚生労働省が発表した「平成30年（2018年）医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、石川県の薬剤師数は2,728人で、そのうち薬局・医療施設に従事しているのは2,074人です。石川県の人口10万人当たりの薬剤師数は238.7人で、全国平均が246.2人のため、石川県の薬剤師数は平均と比べて若干少なめです。日本医師会が発表している地域医療情報システムのデータによると、人口10万人当たりの薬局数は全国平均が45.57軒なのに対し、石川県は44.97軒で、県内の薬局数は平均的な結果となりました。県内で薬学部の設置されている大学は、創立150周年を迎えた金沢大学と、高度で希少な実験に定評のある北陸大学の2校で、どちらも最先端の薬学を学ぶには最適な環境が整っています。

石川県薬剤師会では「かかりつけ薬局の普及」や「調剤薬局における血糖測定などの健康サポートの実施」に力を入れており、薬剤師にも幅広い分野で活躍することが求められています。元々、患者さんとのコミュニケーションを重視した地域密着型の薬局が多いため、そのような環境でやりがいを持って働きたい方には最適です。また、石川県における薬剤師の平均給与額は全国平均を若干下回っていますが、年間賞与額は平均を大きく上回っているので、給与重視の方は求人を探す際にその点もポイントとして見てみるのも良いでしょう。特に人手不足気味の地方で給与が高くなる傾向にあるので、石川県で働きたい薬剤師さんは参考にしてみてください。