金沢市（石川県） / 正社員の薬剤師転職・求人情報の一覧

金沢市は石川県の県庁所在地であり、県のほぼ中央部に位置しています。江戸時代には加賀百万石の城下町として栄え、第二次世界大戦中にも空襲を受けなかったことから、今でも歴史を感じる風情溢れる街並みが色濃く残っています。金沢市は日本でも有数の観光地で、その中でも日本三名園の1つとされる「兼六園」が有名で、国の特別名勝にも指定されています。兼六園では、春は桜、秋は紅葉、冬は雪吊など、四季折々の景観を楽しむことができます。周辺には、石川県立美術館や金沢21世紀美術館などの文化施設が複数あり、常に観光客で賑わっています。

厚生労働省が発表した「平成30年（2018年）医師・歯科医師・薬剤師統計」によると、金沢市の薬剤師数は1,479人で、そのうち薬局・医療施設の従事者は1,031人となっています。金沢市の人口10万人当たりの薬剤師数は318.1人で、全国平均の246.2人を上回っています。また、日本医師会が発表している地域医療情報システムのデータによると、金沢市の人口10万人当たりの薬局数は48.53軒、訪問薬局数は15.03軒で、それぞれ全国平均の45.57軒、12.69軒を上回っています。金沢市の人口に対する病院病床数、一般診療所数はともに全国平均よりも多めで、各種病院や各診療科目を扱うクリニックが充実していることが分かります。

金沢市は医療機関が非常に充実しており、薬剤師数も多めで、求人も豊富にあります。全国展開している大手ドラッグストアから、10店舗以下の地域に根付いた調剤薬局まで幅広い形態の店舗がありますので、ご自身の希望や適性に合った求人を探してみてください。また、市内にある金沢大学と北陸大学には薬学部が設置されています。北陸大学薬学部は、北陸地方で唯一の私立大学薬学部で、過去に8000人を超える薬剤師を輩出しています。そのため、金沢市は新卒薬剤師の確保を比較的しやすいエリアと言えるでしょう。北陸新幹線が開通し、首都圏へのアクセスも良好になったため、金沢市での転職をぜひ検討してみてください。