愛知県の薬剤師転職・求人情報の一覧

愛知県は「ものづくりの県」として知られ、特に自動車関連企業は多数存在し、中でもトヨタ自動車は世界レベルの知名度を誇ります。観光地としては名古屋城が人気で、天守の両端にそびえる「金のしゃちほこ」は、城だけでなく名古屋の街の象徴にもなっています。観光客には「名古屋めし」も人気で、味噌煮込みうどんやきしめん、ひつまぶしや手羽先など、数多くのご当地グルメが存在します。東西どちらからもアクセスが良いため、毎年多くの観光客が愛知県を訪れています。

厚生労働省が発表した「平成30年（2018年）医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、愛知県の薬剤師数は15,446人で、そのうち薬局・医療施設に従事しているのは12,683人です。愛知県の人口10万人当たりの薬剤師数は204.9人で、全国平均の246.2人を大きく下回っています。日本医師会が発表している地域医療情報システムのデータによると、
人口10万人に対する薬局数は43.50軒、訪問薬局数は12.84軒ですが、全国平均はそれぞれ45.57軒と12.69軒のため、愛知県の薬局数と訪問薬局数は全国平均とほぼ同等と言えます。愛知県内で薬学部が設置されている大学は、名城大学、愛知学院大学、名古屋市立大学、金城学院大学の4つです。これらの大学はすべて名古屋市にあるため、新卒の薬剤師も名古屋市内に集中する傾向にあります。

愛知県は全体的に薬剤師が不足していますが、薬学部のある大学が集中している影響もあり、名古屋市内は薬剤師が充足気味でもあります。調剤薬局やドラッグストアの場合、人気のエリアでの勤務は年収が低くなる傾向にあるため、愛知県で高年収を狙う方は名古屋市外で求人を探すのがオススメです。ただ、名古屋は東海エリアでも特に商業が盛んな都市であるため、製薬企業やCROでの求人が他よりも多く、企業で働きたい方や、幅広いフィールドで活躍したい薬剤師さんは必見です。名古屋は最先端の医療を提供する大規模病院も多いため、そのような環境でスキルアップしたい病院薬剤師希望の方は、ぜひ求人を探してみてください。