仙台市（宮城県）の薬剤師転職・求人情報の一覧

仙台市は宮城県のほぼ中心に位置し、東北の中でも降雪量が少なく過ごしやすいエリアです。仙台といえば牛タンが有名ですが、ずんだ餅や笹かまぼこ、冷やし中華など数多くの名物があります。また、東京駅から仙台駅まで新幹線(はやぶさ)で約90分と意外とアクセスも良好です。

『日医総研ワーキングペーパー　地域の医療提供体制の現状 - 都道府県別・二次医療圏別データ集 - (2018 年度版)』によると、仙台医療圏には病院数が79(県内シェア率56％)、診療所が1,170(県内シェア率71％)あり、人口10万人当たりで考えるとどちらも全国平均に届いていません。また、一人当たりの急性期医療密度指数は1.23と全国平均を少し上回っていますが、慢性期医療密度指数は0.43と全国平均の半分以下となっています。『地域医療情報システム』を見ると、2018年11月時点で仙台医療圏にある薬局数は755、人口10万人対する薬局数は全国平均レベル以上と充実しています。訪問薬局の数は196あり、こちらは全国平均と同等レベルといえます。

厚生労働省が発表した『平成30年（2018年）医師・歯科医師・薬剤師統計の概況』によると、平成30年12月31日現在、県全体の薬剤師数は5,455人、仙台市で3,416人です。この数字から、県内にいる薬剤師の約62％が仙台市に集中していることがわかります。また、薬局や医療施設に勤務している薬剤師数は、県全体で4,367人、仙台市では2,519人です。人口10万人に対する薬剤師の数は、県全体で235.5人(全国平均246.2人)、仙台市で313.7人となっています。

県内で薬学部を設置している大学は、東北大学と東北医科薬科大学の2つで、どちらも仙台市内にあります。仙台市では医師数、看護師数が全国平均と同等レベル、薬剤師数は充実しているといえます。薬局数が多い分薬剤師求人も幅広く、希望に沿った職場を見つけやすいといえます。仙台市以外の都市でも薬剤師のニーズが高まっているので、是非併せてチェックしてみてください！