三重県の薬剤師転職・求人情報の一覧

三重県は「美し国(うましくに)」と昔から呼ばれ、自然が豊かで素晴らしい地域とされてきました。観光スポットが多く、2000年もの歴史がある伊勢神宮や飼育種類数が日本第1位の鳥羽水族館、絶叫系アトラクションが充実しているナガシマスパーランドなどが特に有名です。県庁所在地の津市は名古屋へのアクセスも良く、生活するうえでも便利です。南北に長い地形のため、地域によって気候が異なるのは三重ならではの特徴です。

日本医師会の『地域医療情報システム　JMAP』によると、平成30年11月現在、三重県内には一般診療所が1,277軒、病院が94軒、歯科が859軒、薬局が799軒、訪問薬局が193軒、在宅療養支援診療所は177軒、在宅療養支援病院は12軒あります。人口10万人あたりの施設数については、一般診療所数以外の施設は、全国平均に届いていません。人口10万人あたりの病床数を見てみると、一般診療所・病院共に全国平均を下回っています。

厚生労働省が調査・発表した『平成30年（2018年）医師・歯科医師・薬剤師統計の概況』によると、平成30年12月31日現在、三重県全体の薬剤師数は3,511人(全国311,289人)です。薬局や医療施設で勤務している薬剤師数は2,999人(全国240,371人)です。また、人口10万人に対する薬剤師数は、全体で196.0 人(全国平均246.2人)、うち薬局や医療施設で勤務している薬剤師で167.4人です。

三重県では、人口10万人あたりの一般診療所数が充実していますが、病院や薬局は全国平均を下回っています。医師数は全国平均レベルですが、看護師数はやや不足しています。薬剤師数は県全体で大幅に足りておらず、原因として、県内に薬学部設置大学が鈴鹿医療科学大学1つしか無いこと、県外で就職する方も多いことが考えられます。三重県は市街地の便利さと自然をバランスよく併せ持ち、結婚や出産を機に移住を考えている方にもお勧めです。採用意欲が高まっており転職活動も比較的しやすいので、是非一度求人をチェックしてみてはいかがでしょうか。