愛媛県の薬剤師転職・求人情報の一覧

愛媛県は山と海に恵まれ、人の温かさが魅力である愛媛県は、全体的に降水率が低く、温暖な気候で暮らしやすいのも特徴です。日本三代古湯の１つである道後温泉や、四季折々の絶景で有名な石鎚山、その他にも松山城や坊ちゃん列車など、自然や歴史を感じられる観光スポットが多いです。県庁所在地である松山市では、平均通勤時間が少なく、医療も充実しているため生活しやすいです。自然が多く子育てするのにも適しているので、四国で移住を考えている方は是非検討してみてください。

日本医師会の『地域医療情報システム　JMAP』によると、平成30年11月現在、愛媛県内には一般診療所が1,041軒、病院141が軒、歯科が675軒、薬局が583軒、訪問薬局が157軒、在宅療養支援診療所は201軒、在宅療養支援病院は23軒あります。人口10万人あたりの施設数については、一般診療所や病院は全国平均を上回っていますが、歯科や薬局などの数は全国平均に届いていません。人口10万人あたりの病床数は、一般診療所・病院共に全国平均を大幅に上回っています。

厚生労働省が調査・発表した『平成30年（2018年）医師・歯科医師・薬剤師統計の概況』によると、平成30年12月31日現在、愛媛県全体の薬剤師数は2,970人(全国311,289人)、松山市で1,350人です。調剤薬局や医療施設で勤務している薬剤師数は2,465人(全国240,371人)です。また、人口10万人に対する薬剤師数は、県全体で219.7人(全国平均246.2人)、松山市で264.2人です。

愛媛県では、人口に対する一般診療所や病院などの医療施設の数が充実しており、病床数も多いため、急性期・慢性期両方にしっかりと対応できる環境が整っています。医師数は全国平均レベル、看護師数は充実していますが、薬剤師数は県全体で不足している状況です。県庁所在地である松山市に薬剤師が集中しており、その他の市区町村では十分な確保できていません。愛媛県で求人を探す際には、松山市以外のエリアで薬剤師のニーズが高まっているので、そちらも併せてチェックしてみてください！